はじめに
どうも橋上です。
最近の話題として
- 老後には2000万円必要?!
- 会社の給料が上がらない!
などが目に入りました。その問題に対する回答としてSNSでは
投資すること
が解決策の一つとして挙げられています。
私は投資による資産形成が必要だと感じ、つみたてNISAで投資しています。つみたてNISA以外にも何か投資する方法はないかと調べていく中で、「不動産投資」という投資を知りました。そこから興味を持って勉強を始めました。
調べていくと「株式投資では失敗したけど、不動産投資なら成功した」という話を見ますが、不動産投資も別の大変さがあると感じるようになり、実際に不動産投資に取り組めずにいます。以下に、不動産投資に関して感じたことをまとめていきたいと思います。
不動産投資に対する見方
不動産投資に関しては色々と扱うものに種類があると思いますが、中古アパートでの不動産投資と比較したいと思います。
不動産投資に関しては、
買った瞬間にすべてが決まる投資だと思いました。
もちろん購入後の工夫次第で利益が出せるという意見はわかります。ただそれを踏まえての「買った瞬間にすべてが決まる投資」だと思います。
株式投資に関しては少額ながら現物取引を行っていますが、株式投資を行っている視点で不動産投資を見てみると、それなりなリスクがあるのではないかと思っています。
不動産投資のメリット・デメリット
不動産投資のメリット・デメリットを私の理解でまとめてみます。
メリット
- 株式投資より物件・土地の価格が上下しないから見通しが立ちやすい → 2020年3月の株価がコロナウイルスの影響で急激に下落したように景気に左右されない。日常生活で意味不明に下落しない。金利の上下、貿易摩擦などの政策・世界情勢に影響されない。
- 大金を借りて投資できる(レバレッジをかけられる) → 株の信用取引は3倍だが、不動産投資を銀行等からお金を借りて行うなら、審査に通りさえすれば数百万円で数千万円を借りることが出来る。
- 管理を仕組化出来れば多少のやりとりがあるだけで半分自動で所得になる → 物件の管理を管理会社に委託することで、自分の労働を極力減らすことができる。
- 自分の工夫・努力で物件の価値を上げて、集客・売却に繋がることがある → 物件に対し修繕・リフォームを行うことで、物件の価値自体を上げて、入居者や物件の買い手を見つける。
デメリット
- 資産性を見抜けていない = 物件購入後に購入額より物件の評価が悪いことに気づく(つまり、物件の価値を判断し間違える or 判断していない) ← 初心者の失敗は主にこの理由なのでは?と思っています。「物件の価値が年々減少していくことを計算していない」・「相場より家賃を高く見積もる」等の購入時における計算ミス(評価ミス)でマイナスになってしまいます。また、しっかり計算・検討し購入したが、思ってもない箇所が老朽化していて、思わぬ修繕費が発生するようなマイナスもあると思います。
- 物件の価値を上げる際に自力が必要な点 → 株式投資の場合は投資先の企業の努力次第で想定より良いニュース・良い業績が出て株価が上昇するケースがありますが、不動産投資の場合は修繕・リフォームなど、あくまで自分が主体となって動かないといけない。その際にそれ相応の時間と体力的な労力がかかる。
- 自力が価格に反映されるとも限らない → 自分が「〇〇を直せば入居者がつく」と思って直しても、入居者側と感覚がズレていると自分の努力が正しい方向ではない。もしくは、足りていないことがある。(このデメリットに関しては株式投資もそうかもしれない。調べた時間に比例しない点では。)
- 住む人が良い人とは限らない。 → 世の中には色々な人がいます。怖い方・会話が苦手な方もいます。察してください。
- 予想以上に費用がかかるかも。 → 入居者を集めるために広告費・修繕費がかさむかもしれない。
- 災害で壊れる。 → 地震・台風・河川の氾濫などで、物件自体が壊れるかもしれない。
まとめ
以上、不動産投資のメリット・デメリットをまとめましたが、いかがでしょうか。私は不動産投資と株式投資の比較はどちらが安全・成功しやすいとは言えないと思いました。もちろん、不動産投資には現実的に富豪になれる要素が秘められており魅力的です。今後、不動産投資をするかは未定ですが、勉強は続けていきたい分野だと思いました。